ウェブサイトでのメイン告知は、フロントエンド商品をつくるべし

2ステップ販売

「フロントエンド商品」と「バックエンド商品」という言葉を聞いたことはありますか?
マーケティングにおいてはとても重要なことで、もちろんウェブマーケティングをする上でも、重要になってきます。

今回は、「フロントエンド商品」についてご紹介します。

「フロントエンド商品」と「バックエンド商品」

フロントエンド商品とは、「集客商品」で、バックエンド商品は「本命商品」のことです。

顧客を集客するためには、言葉の意味の通りまず、「フロントエンド商品」が重要になってきます。

「フロントエンド商品」は、大きな利益を生むことはありませんが、まずは、「フロントエンド商品」で顧客を集める必要があります。

逆に、後で、大きな利益を生むためには、しっかり「バックエンド商品」で儲ける仕組みを作っておく必要があります。

飲食店で例えるならば、

・フロントエンド商品=ランチ
・バックエンド商品=夜の宴会コース

などになります。

また、良くテレビショッピングやECサイトなどでよく見る、まずは、980円の「お試しセット」や「無料サンプル」をご利用いただき、その後のフォローで本商品や定期購入に結びつける方法が「フロントエンド商品」と「バックエンド商品」の関係です。

特に、中小・ベンチャー企業は、商品・サービスのブランド力が弱いため、競合に勝つためにはこの手法をとることをおすすめします。

「フロントエンド商品」は、お客様を集めるために、比較的お手頃な価格で提供することがお勧めですが、品質を下げる行為はお勧めできません。

ここで、「安かろう悪かろう」などと思われてしまっては、二度と取引ができない可能性があるからです。

だからこそ、「フロントエンド商品」が非常に大切になってきます。

フロントエンド商品の告知方法

「フロントエンド商品」は、本命商品である「バックエンド商品」よりも「フロントエンド商品」をメインに打ち出すことが肝心です。

しかし、あまりにも「フロントエンド商品」にこだわり、「バックエンド商品」との関連性をなくしてしまうと、「バックエンド商品」との連携が取れなくなるので注意が必要です。

例えば、「フロントエンド商品」で、「ペットボトルの水を格安で販売」し、「バックエンド商品」で「自動車」を売ろうとしても、売れるはずがありません。

「フロントエンド商品」は、あくまでも「バックエンド商品」を買う人のモチベーションを高めるための商品ですので、告知をする場合は、うまく関連性を持たせる必要があります。

この手法がうまくいくことで、お客様もリピーターになってくれます。

リピータになることで、一人のお客様が取引期間を通じて企業にもたらす利益(価値)が生まれてきます。

これで、ライフタイムバリューも算出できるようになります。

ライフタイムバリューとは、「顧客は、満足度が高まり自社のファンになると、生涯にわたって自社に大きな利益をもたらしてくれる」ことです。

フロントエンド商品を中心とした設計がウェブマーケティングのカギ

いかがでしょうか?

この考え方は、古くからあるマーケティングの王道的なものです。

情報商材などで見かける、「有料で行われたセミナー動画をプレゼント」という名目でメールマガジンに登録させて、顧客データを収集し、その後に高額商品を販売するパターンもこの考え方です。

「無料オファー」→「高額塾、高額資料」

ウェブサイトで、顧客を集客するには、「フロントエンド商品」と「バックエンド商品」を考え、2ステップ販売でしっかり組み立てると、ウェブサイトでの反響がよくなります。

あなたも、今一度「フロントエンド商品」と「バックエンド商品」について考えていただければと思います。

Mousaiは、資格をもった上級ウェブ解析士が、培ったスキルとノウハウで、あなたの会社のホームページの問題点を見つけ出し、あなたと一緒に改善・実行し、最強の営業マンに育て上げます。

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