ユーザをゴールまでどのように導くか
ウェブサイトにおける導線設計という言葉をきいたことはありますか?
「導線」「動線」です。
つまり、ユーザーの動きを「動線」の設計のことです。
ウェブサイトを訪問してきたユーザを運営者が決めたゴールまでどのように導くかの「線」になります。
ユーザに商品購入や資料請求などの最終成果までスムーズに進ませるには、この導線設計が最も重要だと言われています。
それでは今回は、導線設計についてご紹介しましょう。
導線設計を考える前に
動線設計を考える前に、ウェブサイトの目的と種類、そしてユーザ行動を知っておくことが重要です。
ユーザ中心のサイトづくりを行うのであれば、目的と種類を把握し、ユーザがどのような流れで動くのかを想定し、行き着くべき場所へ短時間で辿りつける道筋を計画しなければなりません。
例えば
「トップページ」→「キャンペーンサイト」→「製品詳細」→「お問い合わせフォーム」
といった流れに導くことです。
しかし、それを把握しないと、
「トップページ」→「キャンペーンサイト」→「製品詳細」→「企業情報」→離脱
となってしまいます。
ユーザ行動を把握するには、
どんなユーザに
何のために
どこに
何を
などを考えていきましょう。
これには、以前ご紹介した、3C分析、4P分析、5F分析、SWOT分析などのビジネスフレームワークを活用するとことをおすすめします。
導線設計の最初は50点から
導線設計を考える時はまず、50点ぐらいから始めてみましょう。
ウェブサイトを制作する段階で、100点をとるのは、ほぼ不可能です。
制作後、アクセス解析を行って、仮説、検証を繰り返すことで80点、90点、100点と目指していきましょう
アクセス解析で修正
先ほどの例
「トップページ」→「キャンペーンサイト」→「製品詳細」→「企業情報」→離脱
をアクセス解析をすることで
「企業情報」へのリンクが間違いやすい位置に置かれていた
「企業情報」から戻る方法が用意されていなかった
など、いろいろな要因がわかるようになります。
「導線」はあくまでも計画なので、公開後アクセス解析を元に修正を行うことをおすすめします。
導線設計の要は、「ユーザビリティ」というサイトの使い勝手にあると言われています。
使い勝手の悪いウェブサイトは、訪れたユーザを離脱させてしまい、コンバージョン率が下がってしまいます。
コンバージョンをアップさせるためにも、ウェブサイトの導線設計が重要になってきます。
導線設計を充実させるためには、アクセス解析を行い、問題のあるページを突き止めたり、メールフォームなどを改善する必要があります。
あなたのウェブサイトは、顧客集客のための適切な導線設計ができてますか?
アクセス解析でぜひ見直しをしてみてください。
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