ユーザの使い勝手の良いウェブサイトにするには
あなたはウェブサイトを制作する前に情報設計を立ていますか?
情報設計とは、「Information Architecture (IA)」と言われ、最初にクライアントからのお話を聞いてから、実際にデザインを作成するまでの間の作業のことです。
複雑な情報をわかりやすく伝え、ユーザの使い勝手の良いウェブサイトにするには、この情報設計がとても重要になってきます。
今回は、デザイナー、ディレクター視点での情報設計をご紹介します。
分析・戦略・設計の3つがポイント
情報設計は、3つに分けて考えるとわかりやすいと思います。
分析・戦略・設計の3つです。
下記の図を見てください。
分析のカテゴリーでは、
どんなことをするのか?
どんなユーザが利用するのか?
何のために利用するのか?
競合は?
戦略のカテゴリーでは、
どんなユーザにどう見せるのか?
そのユーザはどんなものを求めているのか?
どんなコンテンツが必要なのか?
設計のカテゴリーでは、
ウェブサイトの構成は?
ページ構成は?
ナビゲーションの構成は?
見出し文章の書き方は?
などになります。
これらの分析をするには以前にご紹介した「SWOT分析」「ペルソナ」「コンセプトダイアグラム」などを活用することをお勧めします。
頭の中だけではなく書いて落とし込む
これらの分析をすることで、根本となるコンセプトが見えてくるはずです。
また、ウェブサイトのゴール(KPI)鮮明になってくるとも思います。
完成した情報設計は、クライアントや製作チームで共有し確認を行ってください。
「こんなのいつも頭の中でやっている」
と言う人もいるかも知れませんが、一度書き落として整理することで、クライアント含めたチームで、思考を共有できますので、是非一度やってみてください。
あらかじめ、こうした情報を想定してウェブサイトを制作することで、品質を維持しながら運用していくことが可能になります。
ぜひ今後に役立ててみてください。
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