ユーザの行動パターンを知る
ウェブサイトにアクセス解析を導入している方も多いと思います。
解析方法は、
ページ毎のアクセス数
リンク元
検索エンジンのキーワード
等を解析しているのではないでしょうか?
この他にもたくさんの解析方法がありますが、今回は、ユーザの行動パターンを知るうえで大切な、時間別・曜日別解析についてご紹介します。
時間別・曜日別解析
時間別・曜日別を観察すると、ユーザのウェブサイトでの行動パターンが見えてきます。
観察方法は、
平日のページビュー数
平日のコンバージョン数
休日のページビュー数
休日のコンバージョン数
にわけてデータと取得します。
その取得したデータをグラフにしてみてください。
データをグラフ化することで数字ではわかりづらいものが見えてきます。
下記のグラフで例題に見ていきましょう。
まずは、平日のデータです。
平日は、10時ごろからページビュー数が増え、24時までピークを迎えています。
コンバージョン数も12時ごろから24時、21時から23時にピークを迎えています。
続いて休日は、
休日は、13時ごろからページビュー数が増え、24時までピークを迎えています。
コンバージョン数も16時ごろから24時、そして、20時にピーク迎えています。
また、平日と休日を見比べてみると、平日の方が、ページビュー数もコンバージョン数を良い結果になっています。
このデータグラフからわかることは、午後から24時にかけてページビュー数もコンバージョン数もピークになっていますので、この時間帯に向け、プロモーションなどの告知、サービスなど行えば、良いことが分かります。
このデータに月別のデータを加えると、曜日や季節により、ある一定のアクセス傾向がみられることもわかるかと思います。
季節別のトレンドがわかるとその時期にむけプロモーションを打つことが可能になります。
目的、ターゲットにあわせてウェブサイトを運営
このように、時間別・曜日別解析を行うことで、「どんなユーザがウェブサイトにどんなタイミングで訪れているのか」が分かり、ウェブサイト全体の傾向を知ることができます。
目的、ターゲットによってウェブサイトの時間別アクセス傾向は大きく異なりますので、データで解析した後、 それにあわせてウェブサイトの運営を検討していくことが大切です。
時間別・曜日別解析を観察するときには、数値データをひとつひとつ追うのではなく、 グラフを活用して可視化することをお勧めします。
可視化することで数値だけでは見えなかったところが一目でわかるようになるからです。
是非、今後のアクセス解析に役立ててみてください。
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