集客できるホームページは、最初にターゲット、目的、構成を考える

集客できるホームページとは?

デザインや動的サイトで見栄えのいいホームページを制作して、ユーザーに見てもらわなければ、そのホームページの価値はあまりないことになります。

ユーザーに見てもらえるホームページとは、見込み客を集客できるホームページのことです。

集客できるホームページにするためには、

ターゲット
目的
構成

などをきちんと考える必要があります。

それでは、集客できるホームページを制作するためには、どのように考えればいいのかを考えてみましょう。

ターゲット

一般的に中小企業のホームページは、「企業の詳細」を中心とした作り方になっています。

しかし、この作り方では、どこにターゲットが絞られているのかがよくわかりません。

集客出来るホームページは、明確なターゲットが絞られています。

そして、そのターゲットに向け、自社の強みや、商品の魅力などが掲載されています。

明確なターゲット向け、ターゲットに対する訴求中心のコンテンツを制作することで、高い集客力が生まれます。

既存のホームページが、ターゲットに対する訴求ができていないのなら、新しいコンテンツページを組み込む事で、集客力が上げることができます。

目的

ホームページを作る目的は、なんでしょうか?

とりあえず、無いと困るから制作する。
どこの会社もホームページがあるからとりあえず作る。

など、理由は様々ですが、集客できるホームページにするためには、目的はコンバージョン。成約をとることではないでしょうか?

成約といっても色々ありますが、

■商品・サービスの販売■

直接、商品やサービスの注文を受け付けるために作成するホームページ。
ECショップであり、購入者から信頼感を得られるかどうかが最大のポイント。

■サンプル請求■

無料、あるいは割引価格でのサンプル商品の申込み用ホームページ。
初回購入者の抵抗感を和らげるために、サンプル請求を目的としてホームページを作成することが多い。

■資料請求■

パンフレットなどの各種資料の請求を目的として作成するホームページ。
比較的成果が出やすく、顧客リストを集めることができる。

■メールアドレスの獲得■

2次販促活動のため、アクセス者のメールアドレスを収集する事を目的として作成するホームページ。
顧客リストを集めることができる。

■問合せ受付■

「お問い合わせ」という形で、アクセス者からの電話やメールでの質問、や問合せを求めるホームページ。
一般的な営業スタイルが、これにあたる。

■情報提供■

アクセス者に役立つ情報をホームページに掲載する事を目的として作成するホームページ。
ブログなどを活用してアクセス数を増やす方法。

■会社案内■

会社概要や企業理念の説明を目的として作成するホームページで、企業のホームページのほどんどがこのタイプ。

会社案内を掲載するだけでは商売に繋がらない。

などがあります。

重要なのは、上記のホームページの目的の中から、ホームページ作成目的を絞り込むことです。

あれもこれもと手を出すと、ホームページの成果が出なくなってしまいます。

目的を明確にすることで、集客力が上げることができます。

構成

構成を考えるうえで大切なのが、サイト全体でストーリを考えて、ページ構成を立てることです。

商品を売りたいのであれば、商品ページから購入までのお客様の流れを考えてみます。

一般的に効果があるストーリーは、

「読ませる事」→「信じさせる事」→「行動させる事」

「商品ページ」→ お客様の声」→「購入」

の流れです。

これには、「AIDMA」「QUEST」「PANONA」といった法則があります。

AIDMAの法則

・Attention = 注意、注目を集める
・Interest = 関心、興味を引き出す
・Desire = 欲求を引き出す
・Memory = 記憶(過去)から未来への期待値を上げる
・Action = 行動させる

QUESTの法則

・Qualify = 宣言(約束)する
・Understand = 理解を示し共感を得る
・Educate = 教育する
・Stimulate = 刺激を与え興奮させる
・Transition = 行動を促す

PANONAの法則

・Problem = 問題を提示する
・Agitation = 問題点の根拠、理由を示す。
・Solution = 問題点の解決策を提案する
・Narrow down = 限定性、緊急性を与える
・Action = 行動させる

各法則の流れはこんな感じになっています。

AIDMAの法則は、出来るだけ広い範囲のターゲットを取りたいセールスレターに有効。

QUESTの法則は、マーケティング上、ターゲットが明確なもののセールスレターに有効。

PANONAの法則は、冒頭の売り込み色が必然的に弱くなる為、ブログの記事やメールマガジンに有効。

など言われています。

単に商品宣伝や説明だけでなく、お客様の心理を考えたストーリー作りで、たホームページ構成するのが重要です。

簡単に作ったホームページで集客できない理由は、こうした事を考えずにとりあえず作った結果です。

ホームページからの集客を本気で考えているのであれば、自社のホームページがどうなっているのかをよく確認して何が足らないのかを考える必要があります。

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