リスティング広告は、品質スコアが重要

リスティング広告は、クリック単価を上げれば良いわけではない

リスティング広告は、クリック単価を広告主自身が管理画面を操作することによって簡単に決めることができとても便利で安価で掲載できるインターネット広告です。

クリック単価とは、自分で決めたキーワードに対して、1クリック当たりいくらまで広告料を出すか？というオークションと同じような入札形式で成り立っています。

しかし、リスティング広告は、単純にクリック単価を上げれば上位に掲載されるわけではありません。

「品質スコア」というものが重要になってきます。

それでは、今回は、リスティング広告の「品質スコア」についてご紹介します。

品質スコアとは？

品質スコアとは、掲載する広告のタイトルや広告文との親和性、各キーワードの親和性、リンク先のウェブサイトとの親和性などで決定される数値です。

品質スコアは、Googleが自動的に判断して品質スコアとして、1～10までの数値を決めています。

つまり、品質スコアをあげるためには、これらを見て改善していく必要があります。

品質スコアをあげることで、入札単価をある程度下げても一定の広告ランクを維持することができます。

逆に品質スコアが低すぎる場合、最悪広告が表示されないという事態にもなりかねません。

次は、品質スコアが高いとどうなるかを見てきましょう。

品質スコアが高いとどうなるのか？

品質スコアが高いと？

・広告の掲載順位が高くなる。（同じ入札価格であった場合）
・キーワードの実際のクリック単価が低くなる。
・First Page Bid（1ページ目の最低入札価格）が低くなる。
・広告表示オプション（サイトリンクなど）が表示されやすくなる。
・広告が表示されやすくなる。（インプレッションシェア損失率が低くなる）

などです。

品質スコアが高くなるとクリック単価が低く抑えられるため同じ予算でも多くのクリックを獲得することができ、また表示機会も増えるため効果の最大化も期待できます。