広告効果は、ROI(投資利益率)を計算する

投資した金額に対してどれだけの利益が生まれる

商売が成り立つ一つに投資がりあります。

しかし、投資をした分、利益が生まれないといくら売り上げが上がっても、儲けにはなりません。

投資に対して、利益の計算ができないと、売り上げが上がっているのに、利益がなく、いつまでも、儲からないなんてこともあるでしょう。

そんな時に役立つのが「ROI」です。

「ROI」とは、「投資利益率」のことで、投資した金額に対してどれだけの利益が生まれているかを定量化するための指標です。

それでは、今回は、「ROI(投資利益率)」についてご紹介しましょう。

ROI(投資利益率)とは?

ROI(投資利益率)とは、Return On Investmentの略で、投資した資本がどれだけの利益を生んでいるのかを測る際に使われる基本的な指標で、企業の収益力や事業における資本の運用効率を示しています。

指標が大きほど、投資利益率があるといえます。

例えば、

500円分のリスティング広告を出せば、1,000円(原価200円)の商品が売れる。

上記は、リスティング広告に投資した金額より、利益が上がっているのがわかると思います。

可能な限りリスティング広告を出した方がお金を稼げることがわかります。

それでは、ROI(投資利益率)指標の算出方法です。

ROI(投資利益率)(%) =(売上額 − 全投資額) ÷ 全投資額 × 100

先ほどの例を挙げて計算してみると

1,000円 − 700円(広告500円+原価200円) ÷ 700円(広告500円+原価200円) × 100

= 約43%

ROI(投資利益率)は、約43%となります。

つまり、100円の費用をかけるごとに、143円の収益が得られます。

この値が大きいほど収益性が高く、効率良くお金でお金を買っていることが分かります。
逆に、この値がマイナスになると、結果は赤字になります。

形のある商品の場合、販売したすべての商品の製造コストと広告費用の合計額が売上原価となり、販売額が収益となります。

各商品の販売にかかった費用はコンバージョン単価と呼ばれます。

見込み顧客を獲得するビジネスの場合、広告費用のみが売上原価となり、見込み顧客から得られる標準的な売り上げが収益となります。

たとえば、通常 10件の見込み顧客につき1件の販売に至り、標準的な売り上げが 2,000 円だとすると、見込み顧客あたり平均200円の収益が得られることになります。

見込み顧客を1件獲得するために要した費用がコンバージョン単価と呼ばれます。

広告は投資である

前回の記事「リスティング広告予算の計算方法-CPA-」でも述べたように、CPAやROI(投資利益率を計算し、広告を活用することで、利益が生まれてきます。

広告は投資です。

ウェブサイトで利益を出すには、アクセスログ解析ツールで、単にどのページのページビュー数が多かったのかを調べるだけではなく、例えば「リスティング広告」や「メールマガジンの配信」などの施策に対してどれだけ反応があったのか、どれだけ売上につながったのかという、効果を測定し、継続的に改善していくことが重要です。

是非、参考にしてみてください。

Mousaiは、資格をもった上級ウェブ解析士が、培ったスキルとノウハウで、あなたの会社のホームページの問題点を見つけ出し、あなたと一緒に改善・実行し、最強の営業マンに育て上げます。

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