顧客集客をするために
ホームページが主流になってきた2000年初頭に比べ、ホームページで集客するのが難しくなってきています。
それは、昔に比べホームページで集客する企業が増え、競合他社が増加しているのが原因です。
ホームページを制作しただけで顧客集客ができる時代が終わり、ウェブ業界でもマーケティングが必要な時代になってきています。
では、ホームページで顧客集客をするためにどのようなことをすればいいのか?
そのWebマーケティングの一つに「ランチェスター戦略」というものがあります。
今回は、「ランチェスター戦略」についてご紹介します。
ランチェスター戦略とは
中小企業の経営者であれば「ランチェスター戦略」という言葉を聞いたことがある方が多いかもしれません。
ランチェスター戦略とは、世界でもっとも広く利用されている戦略の1つで、弱者が強者に勝つための戦い方(戦略)になります。
大手企業が行っている施策をそのまま、中小企業に応用しても勝ち目がないため、中小企業は中小企業なりの戦略が必要となってきます。
ランチェスター戦略において「弱者」の基本戦略は次のものがあります。
局地戦で戦う・・・勝てる場面を探すか、勝てる場面を作る
一騎打ちで戦う
接近戦で戦う
一点集中
など。
このランチェスター戦略をウェブに例えて戦略を立てると、局地戦で戦うことが重要かもしれません。
局地戦で戦うということは、狭い分野で戦い、まずは、1番になることです。
どんなに狭い分野で戦っていても1番になるということで、営業効率がアップし利益率が高まると言われています。
「○○と言えば○○会社」
という認識がユーザーの中に生まれるからです。
SEO対策に例えると
「webコンサルティング」
と言おう大きな舞台で戦っても大手には勝てません。
そこで分野を絞り、
「格安 webコンサルティング」
「地域 webコンサルティング」
「地域 格安 webコンサルティング」
など得意分野や地域を絞り、上位を目指す方法です。
顧客の背中を押す
特定の分野で1番になることで、訪問者が他社と比べ迷った時に、最終的な決め手の材料になることがあります。
「○○で1番の○○会社なら無難だろ」という考えが生まれ、成約に結びつく確率が増えていきます。
また、訪問者からしてみれば、特定の分野で1番になっていることで、専門性が高まり、大きな会社に見えてくるものです。
特定の分野でのSEO対策
特定の分野でSEO対策をするためには、ターゲットを絞る必要があります。
ターゲットを絞り、より具体的なキーワードの選択が重要になってきます。
例えば、
商品名
加工方法
材料
業界
地域
などでセグメントし、ターゲットを定める方法です。
また、アクセス解析を取り入れることで、訪問者がどのようなキーワードで検索しているかがわかるようになります。
そのキーワードをもとに、新たなコンテンツ制作に役立っていきます。
Webマーケティングの場合、通常のマーケティングとは違い、アクセス解析ツールなどで、需要と供給の具体的な数値を調べることができ、それをもとに修正、改善、施策が簡単にできることです。
これにより失敗の確率も少なくなります。
ランチェスター戦略のように自分が攻める市場をうまくセグメントし、ホームページの改善を繰り返して狭い分野で1位を目指してください。
その専門性が更にその会社の競争優位を高めていきます。
Webマーケティング戦略をランチェスター戦略と見比べてみることで、今後行うべき施策が見えてくるのではないでしょうか。
参考になれば幸いです。
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