Webマーケティングもセグメントから
セグメントという言葉を聞いたことはありますか?
セグメントという言葉は、マーケティングを勉強する中ではよく出てくる言葉です。
今回は、セグメントについてご紹介します。
セグメントとは
セグメントとは、直訳すると「断片」・「部分」といった意味になります。
マーケティングの世界では、「市場(不特定多数の人々)の中で、共通の消費者属性(年齢・性別・職業・ニーズなど)を持っている集団」のことを言います。
簡単に言うと細分化。
細かく分類に分けることをです。
セグメントの使い方
セグメントの使い方としては、市場や顧客層を細分化してマーケティングを行い、利益最大化するときに利用します。
現在の市場では、需要より供給が上回っています。
その結果、万人向けの商品やサービスを作ろうとすると、商品やサービスのコンセプトが曖昧になり、結果的に誰にも訴求できない、誰も買わない商品やサービスとなってしまうからです。
そこで、重要になってくるのがセグメント。
セグメンテーションということです。
セグメントを行うことで、その商品やサービスにあった顧客に対してアプローチすることができるようになります。
顧客セグメント方法
顧客をセグメントする方法は、いくつもあるかと思います。
商品やサービスによってセグメントする方法が変わってきますが、一般的には下記のような分類があります。
性別、年齢、居住地域、所得、職業、家族構成など
ライフスタイル、趣味嗜好、興味関心、価値観、購買意向など
購入履歴、顧客利益、ロイヤリティー、契約形態、利用頻度など
これらの属性の中から有効なものを複数組み合わせていきます。
そのセグメントをした顧客に対して、特性に応じたキャンペーンなどを考え、対象とすべき顧客をピンポイントでマーケティングを行っていきます。
セグメントにはデータを活用
セグメントをするには、今までのデータを活用すると、とても有効的です。
ホームページでセグメントを有効活用する場合には、アクセス解析ツールを使い閲覧したユーザーやお問い合わせや購入してくれたユーザーを細分化していきます。
性別
年齢
居住地域
閲覧したページ
閲覧時間
購入回数
購入金額合計
など、アクセス解析ツールで得たデータをセグメント化し、最も高い確率で、購入に至るセグメントを導き出すことで、セグメントが非常に精度が高いものとなり、より良い結果が期待できます。
また、アクセス解析ツールを活用することで、ホームページ訪問者の検討プロセスの仮説を立てることもできます。
今すぐ申し込もうとしているか
まだ情報収集しているだけなのか
何の情報を調べているのか
など訪問者の意識の軸に分類して、自社の強みや時期に応じて優先度をつけ訴求内容やサイト構成を改善することが可能になり、訴求効果が倍増していきます。
効果・効率を最大化
顧客をセグメントすることで、対象とすべき顧客の見極めや戦略ができるようになります。
また、限られたマーケティング予算の中で、効果・効率を最大化することにも役立ちます。
ホームページで集客を目指す場合は、顧客をセグメント化することをお勧めします。
是非、参考にしてみてください。
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