コンテンツマーケティングを拡散
ホームぺージ上のコンテンツをソーシャルメディア(SNS)を使って、コンテンツを拡散させるコンテンツマーケティングが主流になってきています。
今回は、そんなコンテンツマーケティングが成功した、セミナーの事例をご紹介します。
中二病で学ぶドイツ語
そのセミナーは、「公益財団法人 日独協会」が主催する「中二病で学ぶドイツ語」
ツイッターで瞬く間に拡散を呼び話題になっています。
「公益財団法人 日独協会」は、100年以上の歴史がある日本とドイツの交流団体です。
中二病とは、ネットスラングで、思春期の中学生、特に中学2年生ごろの子どもたちが抱きがちな空想や妄想、さらに、格好付けた言い回しや振る舞いなどを揶揄した表現のことです。
そんなネットスラングをうまく取り入れ、主催するセミナーの題名に取り入れたのがきっかけでツイッターで拡散されました。
実は、中二病的世界とされるマンガやゲームといった日本のサブカルチャーでは、実はドイツ語がもとになった言葉が多いそうです。
それに目をつけ、中二病的な言葉が、日本でどういう傾向で使われ、本来はどういう意味を持つドイツ語なのかを知ってもらうことから、若い人にドイツ語に近づいてほしいと思いでセミナーを考えたそうです。
絞ったターゲットに訴求
サイト上のコンテンツには、
「日本のサブカルチャーに登場する『カッコいいけれども少し妄想がかった』中二病的ドイツ語のヴォルト(単語)やザッツ(文)から、ドイチェ・ヴェルト(ドイツ語世界)に接近してみませんか?」
と書いてあります。
一般的には、意味不明ですが、ターゲットとなる中学生あたりには、理解ができる言葉なのでしょう。
ツイッターでは
「習ってみたい」
「絶対面白い」
などと期待が高まり、700以上もリツイートされています。
セミナーの内容も、ドイツ語にしてほしい日本の中二病表現を会場から募り、即座に答えて楽しんでもらうことにチャレンジするようです。
絞ったターゲットに対して、訴求ができているコンテンツになっているからこそ、拡散が広がったよい事例です。
また、ユーザーによる拡散(バイラル)を生みだすコンテンツマーケティングの戦略として良い成功事例ではないでしょうか?
コンテンツマーケティングは、どのような形で拡散され、どのようなユーザーを集めていくのかが、重要になります。
計画を立てて継続的に実行していくことが、拡散を含むコンテンツマーケティングという施策を成功させるために大切なことです。
今回のようなアイデアも大切ですね。
今後の顧客集客の参考になれば幸いです。
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文化セミナー「中二病で学ぶドイツ語」を12月4日(金)19時から行います。ドイツライター、伸井太一さんとアニメと漫画を愛するプロイセン人、カウフ職員と一緒に中二病的表現からドイツ語にアプローチしてみましょう!申込受付中♪ https://t.co/NpL0GnLS23
— 日独協会 (@JDG_Tokyo) 2015, 11月 10