ホームページにおける情報の分類、ナビゲーションの分類
ホームページを作成するのにあたり、大切になってくるのが、情報の分類の仕方になってきます。
また、情報の分類の仕方によって、ユーザーにとってストレスを感じさせないホームページにすることができます。
今回は、ホームページにおける情報の分類、ナビゲーションの分類についてご紹介します。
作成者視点の情報を分類させない
情報を分類するときに大切なのが、作成者視点で情報を分類させないことです。
作成者視点で情報を分類することで、ユーザーニーズに沿っていないことになり、ユーザにとっては、探したい情報がわからなくなるケースが生まれてきます。
ユーザーは、さまざまな切り口で情報を探そうとしています。
目的に合った切り口のナビゲーションや情報バナーがないと、ユーザーはコンテンツを探し回ることになり、目的のコンテンツにたどり着けなくなってしまいます。
ユーザーが使いやすいように情報を分類するためには、作成者の事情や思い込みによる分類を避け、ユーザー視点での分類を行う必要があります。
ユーザーがどのような状況で、ホームページを訪問するのかを検討し、ユーザーの行動を軸にして分類することをお勧めします。
ペルソナを活用
ユーザーの行動を理解するためには、やはり「ペルソナ」が役立ちます。
「ぺルソナ」については、こちらをご覧ください。
「ぺルソナ」を作成し、ユーザーの認知や行動の傾向を調査することで、どのようなユーザーがどのような思いで、情報を探しているのかが想定でき、ホームページでの情報分類のヒントになると思います。
スーパーマーケットの方式で考える
情報を分類を考えるときに役立つの方法として、スーパーマーケットでの商品の陳列があります。
スーパーマーケットなどでは、うまく「クロスセル」を考えて商品を陳列させています。
「クロスセル」とは、関連商品の購入を顧客に促すことをいう意味があります。
ある商品に関連する別の商品を併せて販売することで、顧客へのプラスアルファ販売を目指す売り方です。
例えば、
冬場であれば、野菜売り場に鍋物のスープを置いたり、ガスコンロのため、カセットガスを置いたりしています。
これは、野菜を購入するお客様に鍋を連想させ、野菜のほかに鍋に必要な具材や物を購入してもらう趣旨が込められています。
この方法は、各売り場の担当者だけで実行するのは難しく、別の売り場の担当者との協力が必要になってきます。
「顧客満足の向上」と「売り上げを伸ばす」ために、各担当者が協力をして行っている方法です。
ホームページ制作でも「ペルソナ」でおこなったユーザーターゲットに向け、いろいろな担当者が協力して情報の分類をすることをお勧めします。
情報の分類を柔軟に考える
作成者視点の情報を分類させると、野菜売り場に鍋物のスープを置くような分類はできなかったりします。
決まり切った情報の分類をせず、柔軟な考えで情報分類をすることで、ユーザビリティを高められる結果になります。
また、ホームページ内でのユーザーの行動(ウェブサイト内の回遊行動)を理解するためには、アクセス解析ツールを使って調べることができます。
ユーザーの回遊順番や回遊の途切れた場所など、ユーザー行動を理解し、ページの修正やコンテンツの追加をすることで、ユーザーが使いやすいホームページに代わり、ホームページで顧客集客できるようになります。
ホームページで、情報を分類するときに参考になれば幸いです。
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